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2022年11月21日(月)・22日(火)の2日間にわたって開催されるCloudNative Days Tokyo 2022にて、LINEはゴールドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 Ingress Controller for LINE Private Cloud Platform Track A 2022/11/22 16:20-17:00私達が開発している LINE の Private Cloud Platform である Verda は、社内開発者向けに多種多様なインフラサービスを管理しており、その中の一つに VKS(Verda Kubernetes Service) と呼ばれる Kubernetes as a Service があります。 しかしながら従来の VKS は外部からの通信を受け付けるための仕組みとして Service type LoadBalancer しか提供しておらず、Ingress を利用したいユーザは自ら Ingress コントローラ及び証明書の管理をする必要がありました。 このセッションで
2022年10月5日(水)〜7日(金)の3日間にわたって開催される、DroidKaigi 2022にて、LINEはゴールドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 本ブログでは、セッション発表の詳細、ブースで予定している企画やアフターイベントについてご紹介いたします。ぜひご覧ください。 セッション紹介 Android "を" ビルドしてAndroid Systemを覗いてみよう Android開発者の皆さんは日々Android アプリ (apk / aab) をビルドしていますが、Android"を”ビルドしたことがありますか?Andriodをベースとする組み込みデバイス等の開発に従事している方は、日常的にビルドしているかもしれません。 Androidはオープンソースでコードの大部分が公開されており、Androidそのものをビルドし、システムイメージを作ることが可能になっています。また、カスタムのカーネルをビルドし、それを前述のシステムイメージに埋め込むことも可能です。システムイメージ・カーネルをビルドすること自体は普段のサービスアプリ開発
2022年9月23日(金)〜25日(日)の3日間にわたって開催される、第55回情報科学若手の会にて、LINEはスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 ユーザー体験を毀損せず収益は向上させる広告を実現したい 広告は幅広い領域で収益源として活用される一方で、ユーザー体験にもたらす影響も少なくない。本発表では収益源としての広告の必要性に触れ、次に広告によるユーザー体験への影響についていくつかの調査結果を紹介する。最後に、近年の研究成果を踏まえ、ユーザー体験を毀損せず収益を向上させる広告の実現に向けて目指すべき方向性を検討する。(本発表の内容は、所属先の事業等の内容は含まず、公開された論文などを元に登壇者の見解をまとめたものです。) 講演者:栗本真太郎 Zigでコンテナランタイム作ってみた Zigで簡易的な低レベルコンテナランタイムを作ってみて思ったことを発表します 講演者:井上紘太朗 イベント情報 名称 : 第55回情報科学若手の会 主催 : 一般社団法人 情報処理学会 プログラミングシンポジウム委員会 開催日時 : 20
2022年9月10日(土)〜12日(月)の3日間にわたって開催される、iOSDC Japan 2022にて、LINEはダイヤモンドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 トークの詳細に合わせて、発表者から「セッションの見どころ」や「開催前の意気込み」などを聞きましたので、ぜひご覧ください。 トーク紹介 LINE iOSのビルド環境の変遷 LINE iOSは、200万行を超えるソースコードと200以上のモジュールで構成されている大規模なプロジェクトであるため、そのビルド時間も長くなりがちです。 私達はビルド時間の改善の一環として、Bazelを取り入れました。その結果、ビルド速度が2倍になるというメリットを享受しましたが、メンテナンスコストが増大するというデメリットにも直面しました。 このセッションでは2年間Bazelを使い続けて分かったBazelの長所やリスク、運用時の注意点、そしてLINE iOSのビルド環境の現状と今後についてご紹介します。 発表日時:2022/09/12 12:00〜 Track Cスポンサーセッション
Data Scienceセンター ML Privacyチーム / AI開発室 TrustWorthy AIチーム
LINE Data Scienceセンター、ML Privacyチームのリュウと髙橋です。6月に世界トップレベルの国際会議、SIGMOD2022にて発表しました。 また、第43回先端的データベースとWeb技術動向講演会にて、SIGMOD2022国際会議報告を実施しました。 本ブログではその模様について報告いたします。 SIGMOD 2022について Association for Computing Machinery主催のSIGMOD2022 (ACM SIGMOD/PODS Conference on Management of Data)は、データベース・データ工学分野におけるトップカンファレンスです。VLDBやICDEと並ぶデータベース系三大会議として知られています。本年度は、6月12日〜17日にかけてアメリカのペンシルベニアでオンラインと兼ねてハイブリットの形で開催されました。LINEからは、私たちリュウセンペイおよび髙橋翼と、京都大学大学院情報学研究科 吉川正俊教授および曹洋特定准教授との共同研究の成果が採択され、発表の機会を頂きました。 (参考)プレスリリー
2022年7月13日(水)〜15日(金)の3日間にわたって開催される、JANOG50 Meetingにて、LINEはダイヤモンドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 “Change” our private cloud infrastructures from single-AZ to multi-AZs Day1 2022年7月13日(水) 17:45~19:00(1時間15分) 1Fメインアリーナ LINEではコミュニケーションアプリをはじめ各種ファミリーサービスを提供するために10,000+台のネットワーク機器、68,000+台のサーバ、94,000+台のVM instanceを日々運用しています。“機器はいつかは故障する”、”人は誰でもミスをする”ため、日々の運用や設定変更作業の中で障害が発生しており、大きな障害ではLINEの主要機能が一時的に利用できない状態になったこともあります。そのため業務クオリティの向上に取り組んでいますが、それでもインフラの稼働
2022年5月14日(土)〜15日(日)の2日間にわたって開催されるSRE NEXT 2022にて、LINEはプラチナスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 LINEのData Platform室が実践する大規模分散環境とキャパシティプランニング Track A 5/14 14:15 - 14:45LINEのData Platform室では、2000台を超える分散環境(Hadoop, Kafka, Trino)における高可用性・高性能の両立のため、システムの開発運用をしています。キャパシティプランニングをどのように行っているのか、現時点での課題や今後の挑戦についてお話しいたします。 講演者:茂木 高宏 LINEスタンプの実例紹介:小さく始める障害検知・対応・振り返りの改善プラクティス Track C 5/14 17:15 - 17:45『LINE』のスタンプシステムは、25名程度のサーバー開発エンジニアと2名のEmbedded SREで開発されています。オンコールもこの25名強のメンバーで輪番対応しています。本シ ステムでは、202
2022年1月26日(水)〜28日(金)の3日間にわたって開催される、JANOG49 Meetingにて、LINEはダイヤモンドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 LINEのネットワークオーケストレータをリニューアルした話Day2 2022年1月27日(木) 12:00~13:00(1時間00分) LINEのデータセンターネットワークは拡大を続けており、それに伴ってネットワーク設定を自動化するネットワークオーケストレータへの要求も多様化しています。LINEでは以前からネットワークオーケストレータを導入していましたが、多様化する要求に対応するために全く新しいアーキテクチャでネットワークオーケストレータをリニューアルしました。この新しいネットワークオーケストレータは、Ansible、Docker、etcd、Pyang等の一般的かつオープンなツールを活用して以下の課題を解決するよう開発されました。マルチベンダー対応管理対象機器の増加に適応するスケーラビリティ「HTTPリクエスト受信時の設定反映」、「スイッチへのサーバー接続時の設定反映」
2021年11月4日(木)・5日(金)の2日間にわたって開催されるCloudNative Days Tokyo 2021にて、LINEはゴールドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 Grafana Lokiで構築する1日20TBの大規模ログモニタリング基盤 TRACK E 2021/11/04 15:20-16:00LINEのPrivate CloudであるVerdaでは1日約20TBものログを集計する必要があります。この要件に応えつつ将来的にもスケールさせられるように、我々はGrafana Lokiを活用しています。しかし、現在は決して情報が充実しているとは言えません。そこで我々が大規模環境下で運用するために検証してきた知見について、ドキュメントから読み取れない仕組みなども交えてご紹介します。 講演者:Hiroki SakamotoSenior Software Engineer マイクロサービスにおける信頼性の高い分散認証アーキテクチャ Track D 2021/11/04 16:20-17:00LINEのプライベートクラウ
2021年9月3日(金)に開催されるCI/CD Conference 2021にて、LINEはゴールドスポンサーを務めます。また、当日はLINEのエンジニアが登壇いたします。 セッション概要 LINEのPrivate Cloudを支えるデプロイ基盤の課題解決に向けた取り組み TRACK B 13:55-14:35私達が開発しているLINEのPrivate Cloud PlatformであるVerdaは、社内開発者向けに多種多様なインフラサービスを管理してます。そして、あるサービスが別のVerdaサービスに依存していることも多く、大局的に見るとデザインの中に大量の疎結合部が存在する複雑性の高いMSAとして稼動しています。そのような前提の元、最近はサービス規模と提供サービスの種類の拡大に応じてデザインの複雑度やトラブル時の影響度が上がってきているのですが、それぞれのサービスのデプロイプロセスはその状況変化に追従できておらず、デプロイの管理コストが大きくな っていることが課題として見えてきました。このセッションではVerdaのデプロイについて簡単に歴史の振り返りと課題の明確化を行ない、それを