LINEのAndroidアプリを作っています。
こんにちは。コミュニケーションアプリLINEのAndroid版クライアントを開発している玉木です。 この記事では、DroidKaigi 2023の企業ブースで行ったCode Review Challengeの5問目の解説をします。 Code Review Challengeについてはこちらを参照してください。 出題タイトル: Bitter Sweets 5問目では、以下のコードが出題されました。 class MainActivity : AppCompatActivity() { override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) { super.onCreate(savedInstanceState) setContentView(R.layout.activity_main) val request: Request = if (Build.VERSION.SDK_INT < Build.VERSION_CODES.TIRAMISU) { @Sup
こんにちは。コミュニケーションアプリ LINE のクライアントを開発している玉木です。 この記事では、DroidKaigi 2022 の企業ブースで行った Code Review Challenge の 5 問目の解説をします。Code Review Challenge についてはこちらを参照してください。 出題タイトル: Coroutine's hard-to-understand trap that is easy to use for us 5 問目では、以下のようなコードが出題されました。 class MyContentProvider : ContentProvider() { private val singleThreadCoroutineDispatcher: CoroutineDispatcher = Executors.newSingleThreadExecutor().asCoroutineDispatcher() // Do not request again if succeeded once. privat
LINEには、エンジニアが最新の技術動向を把握できるよう、海外で開催されるカンファレンスに会社負担で参加できる制度があります。 今回の記事では、その制度を利用して参加してきたプログラミング言語 Kotlin のカンファレンス「KotlinConf 2018」の様子をご報告します。 こんにち は。LINEメッセージングアプリの Android Client を担当している玉木(@r_ralph_h)です。 10月3日から5日にかけてオランダ・アムステルダムにて開催された KotlinConf 2018 に LINE からは総勢9名のエンジニアが参加しました。 この記事では、KotlinConf 2018 の前日ワークショップの内容や、興味深かったセッションについて紹介させていただきます。 KotlinConfとは Kotlin の開発元でもある JetBrains が開催しているカンファレンスです。 壇上にあるロゴ、カッコいい 2017年に開催された KotlinConf 2017 では Coroutines や iOS サポートの発表など、Kotlin のこれからを表すような発表
この記事はLINE Advent Calendar2018の4日目の記事です。 こんにちは、LINEメッセージングアプリの Android Client の開発を担当している玉木(@r_ralph_h)です。この記事では、あまりコンシューマー向けには馴染みのない「LTOドライブ」について、実際に使ってみて紹介する記事になります。 LTOドライブとは LTOの正式名称は Linear Tape-Open で、磁気テープメディアの一種になります。一般にもよく聞く有名どころの磁気テープメディアだと、オーディオカセットテープやVHS、8mmビデオテープなどがあります。 テープメディアは比較的メディアの容量あたりの単価が安いのが特徴です。また、LTOドライブは長期間の保管に向いている(公称値で最適な温湿度下で約20年程度)という特徴があります。 LTOドライブ自体はエンタープライズ向けの規格になっており、最新規格で揃えようとすると数百万円は下らないという感じになっています。 LTOドライブの規格について LTOドライブの規格はおよそ2-3年ごとに新しい規格が登場しており、古い
この記事は、LINE Engineering Blog 「夏休みの自由研究 -Summer Homework-」 の13日目の記事です。 LINEメッセージングアプリの Android Client の開発を担当している玉木です。 この記事では、先月開催された「SPAJAM2018 本戦」に私が参加した際のレポートと、このときに作成したアプリをハッカソン後にどのようにリファクタリングしていくかという点について書かせていただきます。 SPAJAM2018 参加レポート SPAJAMとは、温泉でハッカソン を合言葉に、ネクストクリエイターの育成を目的とする国内最高峰のスマフォアプリをハッカソン形式で作り競技を行う全国規模の大会です。 LINEはSPAJAM2018にてシ ルバースポンサーを務めさせていただき、福岡予選での会場提供などをさせていただきました。特段スポンサーだから参加したというものではなく、趣味の一環としてハッカソンへの参加を時々しています。 今回私は友人と一緒にチーム「まどや」として参加し、なんと本戦にて最優秀賞をいただくことができました。 SPAJAMがどんな会場で開かれる