LINEのiOSアプリを開発しています。
こんにちは。LINEのiOSアプリの開発を担当しているHyeonji Joです。2017年12月13日から15日にかけて開催されたLINE Hackathon 2017についてご紹介します。LINEはこれまで、iOS、Android担当開発者向けの社内ワークショップを開催してきました。セッションで情報を共有し、1日で終わるくらいのハッカソンを実施するといった内容です。ところが「たくさんの奇抜なアイデアをコードで書くには1日は短すぎる」という意見があったため、今回のワークショップはハッカソンのみでの開催となりました。時間が倍になったからといって、ハッカソン終了後の悔しさやもどかしさがなくなるわけではありません。ただ、十分な時間が与えられた分、成果物に対する満足度も格段にアップし、多彩で面白そうなテーマに触れられる、記憶に残るハッカソンになったのは間違いありません。 初日 今回のハッカソンにはLINEの日本、韓国、台湾オフィスからiOS、Android開発者とQAエンジニアが参加し、開催前に約30チームを結成。参加者の国籍がまちまちだったため、大会の進行・案内は英語で行われました。お知らせ
Developer Relations Team, LINE Corporation.
2018年2月8日(木)〜9日(金)に開催される国内最大のAndroidに関するカンファレンス「DroidKaigi 2018」(会場:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター)にて、LINEはシルバースポンサーを務めさせていただきます。 当日、会場内ではスポンサーブースを出展いたします。LINEやLINE LIVEのAndroidアプリの技術要素をパネルにしてご紹介する予定です。LINEのAndroidエンジニアもブースでお話させて頂く他、プレゼントもご用意してお待ちしております。 人気イベントのため、残念ながら申し込み受付は終了してしまった模様ですが、参加予定の方は是非お気軽にお立ち寄り下さい! また2月8日(木) 17:40〜のパーティーでは、お寿司を提供させて頂きます。こちらも是非楽しみにして頂ければと思います。 【イベント概要】 名称:DroidKaigi 2018 開催日 2018年2月8日 (木)、2月9日(金) 場所 ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター 対象 Android及び関連技術のエンジニア 主催 DroidKaigi実行委員会 タイムテ
LINE KYOTOでAndroid開発を担当しています。熱心なKotlinユーザーです。
はじめに こんにちは。LINE Fukuokaの開発チームで働いているFreddie Wangです。LINE Creators Studioという、誰でもオリジナルのスタンプを作ることができるようサポートするスタンプ制作ツールのAndroidアプリ開発を担当しています。LINE Creators Studioで作成したスタンプはLINE Storeで販売することができ、LINEを利用しているすべてのユーザーが購入できます。 今回の記事では、LINE Creators Studioアプリの開発に全面的に採用しているプログラミング言語「Kotlin」についてご紹介します。Kotlinをメイン言語として選んだ理由と主に使っているKotlinの機能を説明します。 Kotlinの利点と主要機能 Google I/O 2017において、GoogleはAndroid Studio 3.0からKotlinを公式にサポートすることを発表しました。LINE Creators Studio開発プロジェクトをキックオフしたのは2016年末でしたが、当時は、短期間でこのプロジェクトをMVP(Minimum Vi
LINE Engineering Blog official account
こんにちは、LINEでAndroid clientを開発しているShojiです。何故か一部からはビルド王子と呼ばれています。この記事はLINE Advent Calendar2016の5日目の記事です。 Androidアプリの日付表記の国際化 せっかく頑張ってコードを書いて、テストしたAndroidアプリなら海外含めて沢山の人に使って欲しいですよね? LINEは海外でも使われているのでUIテキストの翻訳をするのは勿論ですが、アプリの国際化はUIの翻訳に限りません。特にLINEはアプリの性格上日付表示がUI上に多く、このフォーマットを各言語文化にあった形で表示する必要があります。 同じ英語でも、皆さんも中学校の英語の授業できっと習ったように、 イギリス式: Fri, 18 Nov 2016 アメリカ式: Fri, Nov 18, 2016 と月日の順序が違ったりします。 アメリカ英語とイギリス英語ぐらいなら各言語用のフォーマットを用意して、こんな風にRクラス経由で new SimpleDateFormat(getString(R.string.ui_date_format)); 対
LINE Software Engineer
こんにちは。LINEでAndroid Clientを開発しているMasakuniです。 これはLINE Advent Calendar 2016の4日目の記事となります。 LINEのアプリ・サービスは多くの国で使われているため、国際化や多言語化はサービス開発時における重大なテーマの一つです。 今回は、その中でも「大文字・小文字変換」について話をします。 Javaにおける String#toLowerCase() / toUpperCase() の挙動 まずは一つ、問題を出してみましょう。 Q. 以下のJavaテストコードは常にpassすることが保証されているでしょうか? assertEquals("i", "I".toLowerCase()); A. No. 一見単純なテストコードですが、これはJavaの実行環境によっては失敗することがあります。何故かと言うと、 "I".toLowerCase() は "I".toLowerCase(Locale.getDefault()) と等価であり、実行環境のデフォルトロケールによって動作が変わるからです。 具体的には、ロケールがトルコ語("
こんにちは。開発チームの駒津です。 ここ半年ほど、弊社アプリLINEのAndroid版を開発しています。関係者一同の頑張りもあってAndroidユーザー 100万人達成という非常にうれしい状況なのですが、かなりのハイスピードで開発が進みましたのであまり冒険せずに、力技で少し泥臭く実装している箇所もあります。 データベース周りも普通にSQLiteDatabase経由でSQL文を書いているのですが、できればOR Mapperを使いたかった... という反省点があり、現在開発状況が少し落ち着いた (のか...? 本当に...?) 今のうちにそっち方面を調べておこうかと思います。 Androidではそのスペックの都合上, 軽く動作するOR Mapperが向いていそうです。そういう視点で色々探して見たところORMLiteが良さそうな気がしました。正式にAndroidに対応していると謳っているのも嬉しいところ。 ORMLiteの他にはActiveAndroidというActiveRecord系のものがありました。Ruby on Railsの経験が長かった私は結構興味を持ったのですがオープンソースでは