LINE Engineer
はい、みなさんこんにちは。 3月7日にオンラインで開催した「LINE Engineer Meetup for Students」にて、2021年の新卒採用開発コース向けに出題している問題の傾向や解くためのコツなどを学生の皆様に解説させていただきました。 はじめにお断りをさせていただきますが、本エントリで対象にしているJob categoryは技術職の開発エンジニアとなります。他の職種の試験内容についての言及はしませんので予めご承知おきください。 関連記事:LINEの新卒採用試験ズバリ問題解説~アルゴリズム問題編〜 今回の記事では、当日使用したスライドを元にして、LINEの本採用での問題の傾向や解くためのコツなどを解説させていただこうと思います。実際に出題したことがある問題を利用して解説しますので、より実践的な解説記事になっているかと思います。本記事の本題へと進む前に発表当日に利用した資料も埋め込んでおきますので、併せて参照していただければと思います。 LINEの新卒採用について 採用のフローについてですが、エントリーしていただいた後にオンラインで実施しているコーディングテストを
みなさんこんにちは、LINE LIVE開発のYappoです。今回は先日リリースされました一般向けのPC配信機能を実装するときに作った簡易的な遅延実行Queueについて書いていこうと思います。関連エントリ:LIVE PRESS 公式ブログ - ゲーム実況にもぴったり!LINE LIVEでPC横型ライブ配信を試してみよう 背景 今までのLINE LIVEでの配信方法としては、アプリ上で直接配信する方法と、公式アカウント向けの専用画面(LINE OFFICIAL ACCOUNT MANAGER)とRTMPソフト(もしくは専用機材)を利用してPCからの配信する方法がありました。この2つの方法は全く違う仕組みで実装されるように見えますが、実は基本となる設計は同じです。 上に2つのパターンのシーケンス図を掲載しましたが、出て来る要素はそれぞれ若干異なりますが RTMP送信開始をする LINE LIVE側に配信開始を伝える RTMP送信停止をする LINE LIVE側に配信停止を伝えるという流れは同じだとわかります。そうです、LINE LIVE AppではLINE OFFICIAL ACCOU
どうもこんにちわ! LINE LIVEを開発している@Yappoです。この記事はLINE Advent Calendar2016の13記事目です。 はじめに 今回は他の記事とは毛色を変えて Perl 成分濃いめでお届けします。 今更 Perl かと思われるかと思いますが、弊社でも幾つかのサービスを Perl で構築しており現在もサービス提供を行っています。 また、ご存知の方は少ないかと思いますが、日本のエンジニア界隈で一大ブーム巻き起こしている Engineer's Advent Calendar ですが、もともとは2008年に日本の Perl コミュニティで開催された事が発端なんですよね。 今回の記事を読む事で、この Engineer's Advent Calendar が Perl コミュニティから産まれた理由、そのエンジニア文化の背景などの一端に触れて頂けたら幸いです。 登壇の背景 基本的に筆者は LINE LIVE の開発をしていますが、過去の案件で社内向けの LINE BOT API Client を書いていた縁もあってMessaging API の Perl SDKの開発を