Software Engineer at LINE Growth Technology
11月24日、LINE のフロントエンドコミュニティ UIT が主催するミートアップイベント「UIT Meetup vol. 14 『来年こそ使いたい! Schema 駆動 Web API』」を開催しました。この記事では、イベントの内容について振り返っていきます。 UIT とは? UIT は、 LINE のメンバーが中心となって発足した、「User Interface × Technology」を掲げるコミュニティです。 LINE の東京オフィスのメンバーからはじまったコミュニティですが、現在では外部コミュニティの方々との Podcast での交流、福岡でのミートアップ開催や、その他のフロントエンドイベントとの共催など、LINE に限らない枠組みでフロントエンドコミュニティの活発化を目的として活動しています。 現在は UIT Meetup 以外にも、現在閲覧されている LINE Engineering Blog での記事の公開や、毎週発信を行う技術 Podcast「UIT INSIDE」にも取り組んでいます。 前回の UIT Meetup は「Front-end Too
こんにちは。LINE Growth Technologyの宇都宮です。現在は出前館に出向して、主に出前館のコンシューマ向けアプリケーションのAPI開発を担当しています。 私が出前館の開発に携わり始めたのは昨年(2020年)の夏でした。当時、懸案事項となっていたのがメインDB(Oracle)の高負荷です。出前館のメインDBはオンプレミスで構築されており、スケールアップもスケールアウトも難しい状況にありました。 そこで、データ参照用DB(PostgreSQL)をAWSに構築し、データ取得のみ行うAPI(参照系API)のDBアクセスを参照用DBに向ける、というプロジェクトが発足しました。このプロジェクトについては、出前館のエンジニアブログに記事がありますので、興味のある方はぜひご覧ください。 本記事では、参照用DBへの移行後、店舗検索機能にElasticsearchを導入することで、パフォーマンス改善を行ったプロジェクトについて紹介します。 店舗検索機能Elasticsearch化プロジェクトの発足 参照系APIのクエリを参照用DBに向けるようにしたことで、メインDBの負荷は軽減しました。ま