ソフトウェアエンジニアです。Ads Platformの開発チームに所属しています。
この記事はLINE Advent Calendar 2018の19日目の記事です。 こんにちは、LINE Ads Platformの開発チームに所属している新卒1年目の佐藤邦彦です。 本記事では、FirebaseとVue.jsを利用してLINE ClovaとWebアプリケーションを連動させる方法を紹介します。 LINE ClovaとWebアプリケーションを連動させる 今年の7月からLINE Clovaのスキル開発環境がオープン化され、だれでもClovaのスキルを開発できるようになりました。 スキル開発のオープン化によってClovaにさまざまな機能を追加できます。また、開発したスキルとLINE botを連携することも可能です。LINE botと連携することでユーザーに対してより多くの機能を提供できるようになります。一方で、LINE botとの連携でできることは、LINE botの機能やUIに限定されてしまいます。 そこで本記事ではClovaスキルと任意のWebアプリケーションを連携させる方法を紹介します。ClovaスキルをWebアプリケーションと連携することで、LINE botとは異な
こんにちは、開発3センターAds Platformの開発チーム所属・新卒1年目の佐藤邦彦です。 2018年7月23~25日、アメリカはシアトルにて開催されたMicrosoft主催「Imagine Cup」世界大会に日本代表として出場し、第3位を受賞しました1。今回はその参加レポートを書きます。 Imagine Cup とは Imagine Cupとは、学生たちがテクノロジーを駆使して社会に革新を起こすプロダクトを創造し、それらを競い合う大会です。プロダクトのジャンルやテーマは自由です。 Imagine Cupは1年に1回開催されます。Imagine Cupには世界中から応募があり、2018年度における応募総数は3000チーム以上でした。世界大会には各国・各地域の予選を勝ち抜いた代表49チームが参加しました。優勝特典として、賞金8万5000ドルとMicrosoft Azureのサブスクリプション利用権、Microsoft CEOのSatya Nadellaとのメンタリングが与えられます。 また、弊社はImagine Cupの日本予選大会の協賛を2017年度から行なっています。 大会形式
この記事は、 LINE Engineering Blog 「夏休みの自由研究 -Summer Homework-」 の 12 日目の記事です。 こんにちは、LINE Ads Platformの開発チームに所属している新卒1年目の佐藤邦彦です。本記事では、Pythonを使って任意のSignal-to-Noise比(SN比)の音声波形を作る方法を紹介します。なお、本記事の内容は、Clova等の弊社音声事業とは関係ありません。 音声のDeep Learning 画像処理分野においてDeep Learningが技術革新を起こしてから久しいですが、同様のことが音声処理の分野においても起きています。Deep Learningによって音声認識の精度は格段に上がり、Amazon EchoやGoogle Home, LINE ClovaなどのAIスピーカーが市場に普及しました。また、コンピュータによる音声生成(Text-to-Speech)の精度も上がり、その質は人間の声と区別が付きづらいほどです。 Deep Learningで音源分離したい 上記に挙げた音声処理以外にもDeep Learningによっ