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UIT Meetup vol.16 『ちゃんとやってる?アクセシビリティ』を開催しました

7月1日に、フロントエンドコミュニティ UIT の 16 回目となるミートアップUIT Meetup vol.16 『ちゃんとやってる?アクセシビリティ』を開催しました。本記事では、イベントの内容について振り返っていきます。

なお、本編のアーカイブについては以下の YouTube 動画より閲覧が可能となっております。まだ見ていないかた、見逃したかたはぜひ視聴いただければと思います。本記事では、各セッション紹介でチャプターへのリンクを貼り付けているため、特定のトークから再生を始めることも可能です。

UITとは?

UIT は、 LINE のメンバーが中心となって発足した、「User Interface × Technology」を掲げるコミュニティです。 LINE の東京オフィスのメンバーからはじまったコミュニティですが、現在では外部コミュニティの方々との Podcast での交流、福岡でのミートアップ開催や、その他のフロントエンドイベントとの共催など、LINE に限らない枠組みでフロントエンドコミュニティの活発化を目的として活動しています。

ユーザーの目に見える部分を技術で解決する開発者のための、実践的なコミュニティとして活動。現在は UIT meetup の開催以外にも、LINE Engineering Blog での記事の公開や、Podcast「UIT INSIDE」を配信しています。

過去にはVue.jsの最新情報をキャッチアップする「Vue三昧」、昨今のワークスタイルの変化とエンジニアとの関係について考える「The new normal for frontend」など、最新技術の情報から、技術以外のテーマまで幅広く取り扱っています。ぜひ、次回や過去イベントについてもこちらから確認してみてください。

https://uit.connpass.com/

当日の様子

今回は 3 つのセッションとフリートークをお届けしました。

Session 1『個人からチームに広げるアクセシビリティ向上の輪』

07:43より

最初のセッションは、今回のゲストである CyberAgent の kuboshoさん (@kubosho_ ) より、個人からチームに広げるアクセシビリティ向上の輪というテーマでお話いただきました。

アクセシビリティを「ちゃんとやる」のは難しいと前置きしつつ、「やらない」のは違う話からスタートして、
アクセシビリティ向上を対応するための理由として挙げられがちなリスクの他に、「自分ごと」として取り組むといいよ、という話をしていただきました。

個人やチームでアクセシビリティ向上に取り組む際のハードルを下げたり、組織として推進していくためにできることについて、多く挙げられていました。(紹介しきれないのでぜひアーカイブをご覧ください!)

 

Session 2『UITにおけるアクセシビリティへの取り組み』

36:02より

続いて2つめのセッションは、LINE UITのアクセシビリティTF(タスクフォース)のリーダーをされている 富田さん (@a_t) より、UITにおけるアクセシビリティへの取り組みについてお話いただきました。

タスクフォースを立ち上げるまでに行っていた活動や、そこで見えてきた課題、それをタスクフォースでどう解決した、していきたいのかということを中心に紹介していただきました。

 

Session 3『Webアクセシビリティを身近にさせる習慣!3選』

58:28より

最後のセッションは、LINE Growth Technology の 宇賀さん (@hiroya_UGA ) より、Webアクセシビリティを身近にさせる習慣3選というテーマでお話いただきました。

Webアクセシビリティについて学びたいけど、どう学んでいいかわからない人に向けてはじめの一歩を踏み出すためのヒントとして
「アクセシビリティとは」という説明から始まって、今日からできる3つの習慣として「HTMLを大切にしよう」「品質チェックツールを使おう」「キーボードとスクリーンリーダーを使おう」という3点をご紹介いただきました。

 

フリートーク

すべてのセッションが終わったあとはフリートークを開催しました。

Twitter や YouTube Live に寄せられた質問について回答が行われて、セッションの内容が一層深まる時間となりました。

おわりに

今回で 16回目となる UIT Meetup は、現在とても関心の高いアクセシビリティをテーマに開催いたしました。
このイベントが、個人や社内におけるアクセシビリティ向上のきっかけになれれば幸いです。

発表いただいたみなさま、そして視聴いただいたみなさまありがとうございました!