はじめに
VUI(Voice User Interface)の体験において、音で演出することはとても大切です。ユーザーの楽しさを高めるのはもちろん、メッセージの区切れをわかりやすくすることや、サービスの世界観を伝えるという観点においても、発話以外の「音」を意識することがクオリティーの高さにつながります。
ユーザー体験の良いVUIのスキル(機能)を開発することに少しでも役に立てるよう「効果音」に焦点を当てて取り組みを紹介します。
初めまして。Clovaでプラットフォーム機能やサービスのプランニングを担当している高本です。
効果音についての取り組みを紹介するにあたって、Clova Developer Centerで提供を開始したSound Libraryと、その提供と並行して検証した、Clovaスキルにおける「効果音」の活用効果についてお伝えしたいと思います。
効果音に着目した経緯
Clovaには私たちが企画開発したスキルだけでなく、Clova Extensions Kitを通して公開された多くのスキルがあります。スキルストアの公開後、多くの方がClovaスキルを開発してくださいました。
