開発3センター
こんにちは、開発3センターの堀内(horiuchi)です。現在は LINEドクターのサーバ開発リーダーとマネージャーをしております。 この記事は、2023年3月末にサービス提供を終了したライブ配信サービス「LINE LIVE」において、今まで行ってきた施策の紹介や大規模サービスならではのクロージングに関わる話を連載するシリーズの3本目の記事です。 今回の記事では、日本向けの LINE LIVE アプリの終了にフォーカスして紹介します。 はじめに LINE LIVE は2015年12月にリリースされ7年以上続いてきましたが、2023年3月31日にサービス終了しました。 LINE LIVE は大きく分けて2種類の方法でサービスを提供していました。 誰でも使える iOS/Android 向けの LINE LIVE アプリを使って個人配信者が配信して、一般ユーザは LINE LIVE アプリで視聴したり応援したりする パートナー企業が公式アカウントで配信したことを LINE のトークルームに通知して、一般ユーザは LINE のトークルームでそのまま視聴する なお、LINE LIVE は日本
Infrastructure Engineer at LINE Corporation.
こんにちは、LINE ITサービスセンター システム室の松本です。この記事では私が2019に新卒としてLINEに入社して以来携わってきた、LINEのBaremetalセットアップの自動化に関するプロジェクトについてご紹介したいと思います。 Verda Baremetal as a Serviceについて LINEではOpenStackベースのプライベートクラウドサービスであるVerdaを通じて、LINEで運営しているサービスを担当する社内の開発者へ、VMやストレージといったインフラリソースの提供を行っています。Verdaには様々なサービスがありますが、その中の1つにBaremetal as a Serviceという物理サーバを使用した専有型のコンピューティングリソースを提供する仕組みがあります。このBaremetal as a Serviceでは、通常の物理サーバ上に直接OSをインストールし使用することにより、仮想化技術等を利用した際に発生するオーバーヘッドやノイジーネイバーといった問題を気にすることなくサーバを利用することができます。また、大量のデータを扱うLIN