平岡 拓海2023-09-22LINEギフトチーム
はじめに
こんにちは。東京大学大学院情報理工学系研究科修士1年の平岡拓海です。2023年の8/7~9/15の6週間、LINE株式会社の就業型サマーインターンシップに参加しました。期間中、LINEギフトチームに配属され、サーバーサイドエンジニアとして業務に取り組みました。
本インターンでは、主に
一部のバッチ処理をPerlからJavaに書き換え、ジョブをVerda Kubernetes Service (VKS)上で走らせること
GitHub ActionsにおけるCI改善
に取り組みました。それぞれを順に説明していきます。
バッチ処理
背景
LINEギフトでは、ログ集計処理や期限が切れたクーポンを削除する処理などをバッチ処理として、一定の期間ごとに走らせています。そのバッチ処理の現状の問題点として
Perlで実装されており、Javaへの移行がまだ進められていない。
それぞれのバッチ処理がロックを取得しながら同期的に、かつ1つのサーバーで実行されているため、あるバッチ処理がメモリを食い潰すとそれ以降のバッチ処理が全て実行できない。
リリース作業時にバッチサーバを再起動する