2018年度新卒、Database室で主にMySQLのオペレーションをしています。
この記事はLINE Advent Calendar 2018の10日目の記事です。 こんにちは、LINEのデータベース室に所属しています大塚(tom__bo)です。 データベース室での業務としては主にMySQLを中心としたDBのオペレーション, 各種DBの管理ツール・検証ツールの開発を行っています。 この記事ではMySQLのパフォーマンス情報を取得する際に利用するperformance_schemaデータベースとinformation_schemaデータベースのinnodb_metricsテーブルを全て有効にすることでどの程度MySQL全体のパフォーマンスが悪化するかを実験した内容の一部を紹介します。 突然これらについて書いても戸惑う方も多いと思うので、最初にこれらの簡単な説明をします。また、performance_schema, information_schema.innodb_metricsについては奥野さんの著書, 詳解MySQL5.7[1]を参考に勉強しました。 そのため、詳細についてはそちらを一読されることをおすすめします。 パフォーマンス調査に利用するデータベース、テーブ