こんにちは。この度、LINE夏インターンシップ技術職就業型コースに参加させていただいた小田川拓利です。所属は東京大学大学院情報理工学系研究科で、普段は金融時系列データ解析の研究をしたり、スタートアップでフロントエンド・バックエンドを担当したりしています。今回のインターンシップでは LINE LIVE の開発をしている開発3センター サービス開発1室 開発Hチームにお世話になりました。
背景
LINE LIVE では以前よりサーバーのロードテストを行っています。LINE LIVE ではライブ配信開始時に LINE への通知を送り、LINE内やブラウザからのアクセスが行われるため、APIへのリクエストがスパイクします。そうしたケースでサーバーがどれだけ負荷を受けるのかを擬似的に再現することにより、本番環境での負荷許容範囲を調査することが出来ます。
しかし、用意されていたロードテストシナリオは、ライブ配信視聴のアクセススパイクを想定したもののみで、アプリの起動の集中を想定したシナリオが存在しませんでした。そこで、私はアプリ起動に着目したシナリオを作成し、ロードテストを行いました。
こうした