JJUG CCC 2019 Fallレポート

こんにちは、LINE Fukuokaのきしだです。
先月開催されたJavaのコミュニティイベントJJUG CCC 2019 Fallにて、LINEはGoldスポンサーとSushiスポンサーをつとめました。またスポンサーセッションとあわせて4人のLINEメンバーが登壇しましたので、その様子をお伝えします。

Head toward Java 13 and Java 14 / KUBOTA Yuji #ccc_c1

朝一番のセッションでは、久保田さん(@sugarlife)が最新バージョンであるJava 13の機能と現在開発中のJava 14に入ることになった機能について解説しました。また、OpenJDKコミュニティとOpenJDKフォークのメンテナンスがそれぞれどのようになっているかまとめました。

Head toward Java 13 and Java 14 #jjug from Yuji Kubota

Reliability Engineering Behind The Most Trusted Kafka Platform at LINE / Yuto Kawamura #ccc_c3

スポンサーセッションでは、河村さんがLINEでのKafkaの運用をする中で日々行なっているReliability Engineeringについて紹介しました。
この中でトラブルシューティングについて、APIのレスポンスの99パーセンタイルが悪化したときの事例を紹介しました。JVMの停止時間が長くなり、また同時にディスクアクセスの時間も伸びていることも発見し、ディスクアクセス時間の悪化がJVM停止時間の悪化の原因であると考えました。 ところが、たまたま行われたディスク交換によって、この現象が再現しなくなります。
しかし、河村さんたちのチームでは、問題が再現しなくなったことをよしとせず、OSのカーネルまで分析して原因を究明しました。このように徹底的に不具合の原因を追求する姿勢に驚かれたかたも多かったようです。

Javaの起動速度といかに戦うか / きしだ なおき#ccc_g5

きしだ(@kis)のセッションでは、マイクロサービスやサーバレスの普及で問題視されるようになったJavaの起動時間について、これを短縮する方法について紹介しました。
Javaの起動時間の短縮には、GraalVMのネイティブイメージによるネイティブバイナリ化が注目されていますが、OpenJDKやOpenJ9など通常のJVMでも起動時間が短縮できる機能を紹介しました。

Evaluating ZGC with HBase / 吉田 真也#ccc_m6

吉田さん(@shinyafox)のセッションでは、Javaで利用可能なガベージコレクションの紹介と、ZGCをHBaseに適用してみた検証結果について紹介しました。(吉田さんは、もともと予定されていた登壇者の都合が悪くなり、急遽登壇することになったということで、LINEからの登壇者は4人になりました)
HBaseでのZGCの評価として、本番環境のリクエストを再現して検証し、大きなオブジェクトの割り当てに弱そうということからLarge Pageを適用させて性能改善を行なったことを紹介しました。

懇親会

懇親会では、今回も寿司がまわりました。楽しんでいただけたでしょうか?

LINEではエンジニアを募集しています。興味のある方はこちらを参照してください。

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