こんにちは、LINE Fukuokaのきしだです。
9/25(水)にFukuoka Growth Next(FGN)でiOS/Android Developers Night with HAKATA.swiftを開催しました。今回は、SwiftコミュニティHAKATA.swiftとの共催です。
テーマとしては「クライアントアプリ開発」で、Android、iOS、そして両方に対応する開発環境のFlutterを取り上げました。
また、場所としていつものLINE Fukuokaカフェスペースではなく、天神大名エリアのFGNを使わせていただきました。
福岡でWebサービスを開発する企業の多くは、天神エリアと博多エリアにオフィスを持っています。
天神エリアと博多エリアは、地下鉄で3駅、歩いても30分と、東京に住んでいる人であれば同じエリアに含めてしまう近さです。しかし、福岡に住んでいる感覚では、勉強会にでかけるのはちょっとめんどくさいなと躊躇する距離です。
LINE Fukuokaのオフィスは博多エリアにあり、オフィスのカフェスペースでLINE Developer meetupを行ってきました。
毎回多くの方に参加していただいてはいたのですが、もしかすると天神エリアのオフィスで働いているエンジニアからは来にくいのではないかと考えました。
そこで、今回は天神エリアの大名にあるFGNで「iOS/Android Developers Night」としてエンジニアイベントを開催してみました。
実際、いつもとは違う顔ぶれが集まり、またアンケートからも天神エリアのほうが来やすいという回答も多くあり、その点で今回のFGN開催は成功だったようです。
LINEが公開した小さなOSS Androidライブラリlichの紹介 / 吉田 せいすけ(LINE Fukuoka)
最初のセッションは、LINE Fukuokaのせいすけさんです。
LINEでは8月にAndroid用ライブラリコレクションlichをオープンソースとして公開しています。このセッションではlichの概要を紹介しました。
lichでは、KotlinのCoroutineに対応したlifecycleやviewmodelが用意されており、Croutineの入門にもいいとのことでした。
https://github.com/line/lich
SwiftUIで変わるiOS開発 / 田中 孝明 / (クラスメソッド、HAKATA.swift )
2番目のセッションでは、クラスメソッドの田中さんに、WWDC19で発表されたSwiftUIについて説明していただきました。
まず既存のAutoLayoutについての説明がありました。「人類にAutoLayoutは早すぎた」ということでAutoLayoutを使うべきかどうかは度々議論のネタになってきました。
SwiftUIではSwiftコードによるDSLでレイアウトを定義でき、コーディング中のプレビューも行えます。また、非同期にデータのやりとりを行えるCombine Frameworkと、既存環境へのSwiftUIについても紹介されていました。
そしてなんと、登壇中に登壇レポートが自動投稿されていました!
iOS/Android Developers Night with HAKATA.swift で SwiftUI について話してきました #hakataswift | DevelopersIO
スタートダッシュ Flutter / 堀口 直人(LINE)
最後のセッションでは、LINEの堀口さんが、iOSやAndroidなどに対応したクロスプラットフォームの開発が行えるFlutterを紹介しました。
まずFlutterの概要やコンポーネント、State管理などを紹介したあと、ライブコーディング、ではなく録画した動画を1.4倍速で再生しながら、Flutterでのアプリケーション構築の解説を行なっていました。
この録画は、後日解説を加えてアップロードするとのことでした。
発表中、こちらの資料も紹介していました。ご参照ください。
中規模プロダクトにFlutterを採用する - Speaker Deck
懇親会
セッション終了後、FGNで引き続き懇親会を行いました。
いつものLINE Fukuokaカフェスペースとは勝手が違いましたが、いつも通り楽しかったです。今回のセッションの内容を中心に、クライアントアプリ開発の話で盛り上がっているテーブルも多くありました。
今後も定期的にFGNでもエンジニアイベントを開催していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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