関数型プログラミングが好きな、LINEのiOSエンジニアです。
この記事は、LINE Advent Calendar 2016の 7日目の記事です こんにちは、開発1センター・開発2室の 稲見 (@inamiy) です。 普段はiOSエンジニアとしてSwiftを書いていますが、最近はもっぱら関数型プログラミング全般に興味があります。 今日は、「SwiftでElmを作る」というテーマで、お話しさせていただきます。 Elmって何? Web向けの静的型付け・関数型プログラミング言語です。詳しくは http://elm-lang.org をご参照ください。 簡単に言うと、「Haskell + React.js + Redux」です。コンパイル時に、JavaScriptに変換されます。 さっそく、簡単なボタンカウンターの例を見てみましょう。 import Html exposing (beginnerProgram, div, button, text) import Html.Events exposing (onClick) -- `main`関数 = プログラムの始まり。 -- 初期状態(model)に`0`をセット + 以下にあるview関数、
こんにちは、LINEでiOSエンジニアを担当しているInami (@inamiy) です。 GitHub Universe 2016イベントの紹介 先日、2016年9月13日〜15日の3日間、「GitHub Universe 2016」というイベントが、アメリカ・サンフランシスコのPier 70にて開催されました。海辺のガレージを改築した会場に、総勢1500人の開発者、テックリード、ビジネスリーダーらが来場し、GitHub社・共同創業者でCEOのChris Wanstrath氏による基調講演をはじめ、世界各国から招待された約40名のスピーカーによる様々なオープンソースプロジェクト・企業の取り組みが紹介されました。 私は今回、日本から唯一のスピーカーとして、パネルディスカッションに登壇させていただきました。 以下、数枚の写真でイベント現場の雰囲気をお伝えいたします。 Pier 70にあるウェアハウス(倉庫)の会場と屋上から見下ろすOctocatです。 会場内の雰囲気を写真に収めてみました(Heroku、Travis、Circle CI、IBMのブースがありました)。 豪華な朝食とラン
try! Swift に参加して こんにちは、LINEでiOSエンジニアを担当しているInami (@inamiy) です。 先日、2016年3月2日〜4日の3日間にかけて、「try! Swift」というSwiftカンファレンスが東京・渋谷で開催されました。 弊社もゴールドスポンサーとして協賛した同イベントですが、総勢500人を超える参加者のうち実に3割近くの方々が海外からの参加で、女性講演者の比率も高く、 これまでのSwift/iOS勉強会ではなかなか見られなかったようなとても国際色豊かで華やかなイベントとなりました。 私は今回、スピーカーとして登壇する貴重な機会をいただき「パーサーコンビネーター in Swift」という関数型言語のテーマについて話しました。- スライド- GitHub- 雰囲気- 動画 スピーチ中の筆者 この3日間のイベントは、 try! Swift みんなの感想・レポート・考察記事 のどの感想を読んでも分かるように、 Result.SuperSuccess(event) と言っていいほどの大成功を収めることができました。 各セッションの詳細については、既にた