Technical writing
LINE社内テクニカルライティング講座第2弾!1文では説明が終わらない文章を書くコツ
こんにちは、Developer Contentチームの矢崎です。LINE株式会社でテクニカルライターとして働いています。先日、このLINE Engineering Blogで「LINE社内で大評判のテクニカルライティング講座で説明した内容をあらためてブログにまとめてみた」というタイトルで、1文を書くときに気をつけていることや手法について紹介しました。
今回の記事は、第2弾です。次のステップとして「1文では説明が終わらない文章をどのように組み立てていくとわかりやすいか」という話を、以下のような文章を例に説明していきます。
LINE社内で大評判のテクニカルライティング講座で説明した内容をあらためてブログにまとめてみた
こんにちは、Developer Contentチームの矢崎です。LINE株式会社でテクニカルライターとして働いています。今日は、私が1文を書くときに気をつけていることや手法についてお話しします。
LINEの社内には「テクニカルライティング」の専門チームがあります
こんにちは、Developer Contentチームのmochikoです。LINE株式会社でテクニカルライターとして働いています。今日は「テクニカルライター」というお仕事と、LINEにあるテクニカルライティングの専門チームについてお話しします。
Technical Communication Symposium 2018参加レポート – 技術文書の翻訳品質評価方法
こんにちは。LINE GAME PLATFORMのドキュメント作成および配布を担当している、テクニカルライターのJihyun Kimです。LINE GAME PLATFORMは、韓国・日本の両拠点で企画・開発が行われているプロジェクトで、開発ガイドなどのドキュメントも韓国語と日本語の2か国語で作成しています。2か国語で文章を書いて行くうえで最も悩ましいことは、言語によって異なる読者の地域的・文化的背景を文章に溶け込ませることです。私は、小さい頃日本に住んだことがあり、日本語の文章を書くことには慣れていますが、やはり母語が韓国語で、現在働いている地域も韓国ということで、日本現地の独特のニュアンスや臨場感を表現することには、力不足を感じることがあります。そこで、私なりに足りないところを補おうと、日本で開かれるカンファレンスに参加しています。昨年はTC(Technical Communication) Symposium 2018 in Tokyoに参加しました。
Write the Docs Prague 2018 Recap
こんにちは。Clova技術ドキュメントの作成・管理を担当しているTechnical WritingチームのJeongil Kangです。
私がテクニカルライティング(Technical writing)分野に携わってから、もう10年くらいになります。しかし、この記事をお読みの方の中には、テクニカルライティングという言葉を初めて聞くか、聞いたことがあっても果たしてどのような仕事なのかピンとこない、という方も多くいらっしゃるかも知れません。
韓国でも、大学にテクニカルライティング関連学科がないからか、この分野に携わる方はなかなか見当たらないのが現状です。特に韓国ではソフトウェア産業の特性から、設計ドキュメント、APIレファレンスといった技術ドキュメントを扱うテクニカルライターに出会うというのはなかなか難しいことです。
こうした厳しい環境においてテクニカルライターの多くは、業界の最新ニュースや仕事に関わる知識、戦略を手に入れるためにネット検索かチームメンバー同士の情報・経験の共有に頼っています。
ところが今回のWrite the Docsカンファレンス参加で、普段抱えていたそうしたニーズもだいぶ満たされたような気がします。今日はそこで見聞きしたことをブログ記事で皆さんに共有したいと思います。「Learning to love release notes」セッションはリリースノートの書き方について語られていたもので、テクニカルライターのみならず開発者にも有効な内容となっています。
API the Docs参加レポート
はじめに
こんにちは。テクニカルライターのSerizawaです。LINEには、エンジニアが最新の技術動向を把握できるよう、海外で開催されるカンファレンスに会社負担で参加できる制度があります。今回の記事では、その制度を利用して参加してきたAPIドキュメンテーションのカンファレンス「API the Docs」の様子をご報告します。
API the Docsは、テクニカルライター、API開発者、プロダクトオーナー、エバンジェリスト向けに年に数回世界各地で開催されている、APIドキュメンテーションに特化したイベントです。デベロッパーエクスペリエンスの重要な要素であるドキュメンテーションについて、最新のベストプラクティスやトレンドについて知見を共有し、意見を交換する場になっています。
LINE Developersドキュメントサイトのリデザインの話
こんにちは。LINEの開発者向けプロダクトのドキュメントを作成している、テクニカルライターのKenneth Lauです。すでにお気付きの方も多いと思いますが、2017年9月にLINE Developersサイトが大幅に更新されました。このサイトでは、LINEログインやMessaging APIのような開発者向けプロダクトに関するドキュメントや、アプリ管理用の開発者コンソールにアクセスできます。サイトの変更内容の概要については、サイトのニュース投稿「LINE Developersサイトのデザインが新しくなりました」を参照してください。
このブログ記事では、サイトを支える技術と開発者向けドキュメントの執筆プロセスに対する変更に焦点を当て、静的サイトジェネレータへの移行、この移行がドキュメント開発に与えた影響、そして今後の変更予定について述べたいと思います。まずは、LINE Developersサイトの簡単な説明から始めます。