Front-end Developer’s Workshop を開催しました

こんにちは! UIT(User Interface Technology)エンジニアのTomoakiです。

UITはLINEの様々なプロダクトで利用されるWebフロントエンドの技術を支えるチームです。昨今フロントエンドに求められることやできることはどんどん増えており、UITでも日々様々なブレイクスルーがなされています。

そこで、各プロダクト・各エンジニアによって培われた技術や知見を改めて共有しよう! ということで、東京・福岡・韓国・台湾のUITメンバーが一堂に会し、2日間にわたるWorkshop(Technical Conference)を開催しました。今回はその様子をご紹介します!

新しい新宿オフィスで開幕

UIT室長の福島さんのオープニングトーク。和やかな雰囲気で幕開けです。
「これほど大きな規模でWorkshopを開催できる機会は初めて」とのことで、進行役のHyunjeさんの表情からも緊張とワクワクが伝わってきます。

会場は最近移転したばかりの新宿オフィス内にあるオーディトリアム。
UIT総勢45人が揃う光景はなかなか見られないので圧巻です…!

HTML/CSS/JSだけじゃない! 多彩なトークセッション

一発目の発表はLINE内のコンテンツで利用されるデータトラッキングの仕組みについてでした。いきなりフロントエンドっぽくない内容に見えますが、ユーザ一ひとりひとりにフィットしたコンテンツを提供するためには、実はフロントエンドの技術が欠かせないのです。

続いて、最近リニューアルされたLINE Social Pluginsの開発秘話が語られました。ライブラリの選定から見直され、メンテナンスしやすい設計となり生まれ変わる壮大なストーリーは涙なしでは聞けません。言い過ぎました。
とは言え、どの技術をどのように利用するかを検討していく過程を知ることができ、生みの苦しみと喜びを追体験しているような気持ちになれるとても濃い発表でした。

Vue.jsのcomputed propertiesについて発表してくれたのは、Vue.jsの日本語翻訳にも携わっているkitakさん。普段当たり前のように使い恩恵を受けているライブラリですが、その内側を掘り下げることでより賢く使いこなせる気がします。そしてゆくゆくはコントリビュートで恩返しできたらいいな…!

モバイル端末でWebページを高速表示するAMP。LINEでもいくつか利用事例が出てきました。「AMP対応をしよう」と決心するその前にエンジニアが心得ておくべきことを、120%スマイルで発表してくれました。

ここには挙げ切れないですが、この他にもOSS貢献の始め方、Self-hosting Language、Server Side Rendering、ライブコーディングなど幅広いコンテンツで最後まで熱く盛り上がりました!

Pick up! 注目のスライド集

個人的に特に良かったと感じた発表のスライドを3つご紹介します! フロントエンドに携わる方もそうでない方も一読の価値ありです。ぜひ参考にしてみてください!

物理ピクセルと論理ピクセルの違いと実例

ディスプレイの解像度がどんどん向上していき、CSSで指定する1px(論理ピクセル)と実際にデバイスで表示される1px(物理ピクセル)に差があることが当たり前の世の中になりました。意図通りの画面をつくるためには、エンジニアはそれぞれのデバイスの特徴を把握しておかなければなりませんね。

ちなみに、この発表をしてくれた三好さんは、エンジニアとデザイナーでの知識共有を目指して今回の資料作りに取り組んだとのこと。こういったことに各自が積極的に取り組んでいるUIT、素敵なチームだなとしみじみ思いました。しみじみ。

アサイン前に知りたい AMP対応時のポイント

AMPはモバイル端末でWebページを高速表示するだけでなく、Googleの検索結果で様々な待遇を得られたりと多くのメリットがあります。反面、AMP HTMLでマークアップする必要がある等の制約が多かったり、PVや直帰率への影響が考えられたりと、懸念事項もあるようです。

このスライドの内容をおさえれば、エンジニアの観点からメリット・デメリットを正しく把握して提案できるようになれそうです。その他開発時にあると便利なツールの紹介もあり、AMP実装前には何度も読み返したい、そんな一品でした。

Functional Reactive Programming

「UITでFPと言ったらこの人」で有名なHyunjeさんのスライドです。以前「LINE Haskellブートキャンプ」というタイトルで本ブログに記事を書いているように、Haskellerです。強者Haskellerです。

UIT内で週1回行っている勉強会で何度かに分けて紹介してくれている内容をギュッと詰め込んだお得な内容となっています! Haskell初心者でも安心して読むことができて、FRPの世界に触れることができます。これを機にFRPの扉を開いてみてはいかがでしょう。

おまけ

発表が一段落したところで、新宿オフィス周辺でランチをしました。英語、韓国語、中国語、日本語が入り混じりながらも楽しく美味しく過ごせるひとときとなりました!

普段はなかなか顔を合わせることのできないメンバーと2日間を過ごして、少しだけ英語力が上がったような気がして、自分ひとりでは得られない知見やアイデアをやまほど得られて、とても充実した時間となりました! 毎月開催してほしいです。切に。

最後に、LINEではフロントエンドに関心のあるエンジニアを募集しております。
今回のようなWorkshop以外にも定期的に社内勉強会を開催したり、一般公開を目指してライブラリを開発していたりと、積極的なメンバーが集まっています。
私たちと一緒にLINEのサービスを育ててくれる方、東京・福岡の両オフィスでお待ちしております!

Related Post