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Namelti : 人名の読み仮名候補を自動列挙するためのライブラリ

メリークリスマス !!
LINE Advent Calendar 2018の最終日は、Clovaの自然言語理解システムの開発に携わっている佐藤敏紀(@overlast)が担当します。今年のクリスマスプレゼントは自分で自分に、超小型ジンバル付きカメラを買いました。いつかまた子供の頃の様にサンタさんからプレゼント貰いたいです。
今回のテーマはタイトルにも含まれている、”人名の読み仮名候補の自動列挙”についてです。

[Behavior Tree] ワタシハ ビヘイビアツリー チョットデキル

この記事は、 LINE Engineering Blog 「夏休みの自由研究 -Summer Homework-」 の 15 日目の記事です。

私は夏休みの宿題を最後の週に慌ててやる派でした。@overlastです。

小学生のうちに夏休みの序盤に宿題をすべて終わらせる大切さを実感する必要があったな、と後悔しきれない後悔をしております。


さて。私は Clova センターという部署に所属しており、Clova を構成するシステムのうち NLU(Natural Language Understanding / 自然言語理解)
と呼ばれるパートに関するサーバーサイドの開発をしています。

先日、三宅陽一郎さんと対談する機会を頂きまして、その対談中に考えていたのですが、
ゲーム業界においてキャラクター AI などを作成する用途で頻繁に使われている Behavior Tree(ビヘイビアツリー)というモデルを私は一回も使ったことが無かったんです。

AIに「Clova、今日の天気は?」を理解させることの面白さ

LINEのData Labsに所属している佐藤敏紀(@overlast)です。この記事はLINE Advent Calendar 2017の23日目の記事です。

この記事では、スマートスピーカーで対処を求められる自然文クエリの言い換えがどれほど多様であるかを示し、「スマートスピーカーを実現するための自然言語処理の楽しさ」をお伝えしたいと思います。

はじめに

みなさんはスマートスピーカーを家に置いていますか?

私は自宅のリビングに弊社が販売しているClova FriendsClova WAVEを置いていますし、それ以外に、Google HomeAmazon Echo Dotも設置しています。

ちょっと多すぎでしょうか (;^_^A

これらのスマートスピーカーは、主に人間の言葉を聞いてその内容に基づいた動作をします。たとえばClova Friendsに「Clova!小町さんに電話して(クローバ コマチサンニデンワシテ)」と、電話をかける気持ちで声をかけると、Clova FriendsはLINEのIP電話機能を使って小町さんに電話をかけてくれます。

スマートスピーカーは、主に音声を使ってユーザーの言葉に応答します。画面が付いているなら音声以外に画像や動画を使った応答もできますし、さらに手足が付いているなら簡単なジェスチャーも同時にできるでしょう。

スマホやパソコンから得られる情報の形式は主にテキストや画像ですが、スマートスピーカーからは、音声、映像、アクションなどが融合した「誰かと会話したときのような」情報が得られます。

他の人間が発信する情報というだけであれば、テレビやラジオなどのマスメディアからも多くの情報を得られます。しかし、個人用として提供されているスマートスピーカーなら「より自分の今の状況に合う情報」を得ることができます。

スマートスピーカーによる応答が面白いのは、音声認識によりクエリを取得して、音声合成でクエリを処理した結果を発話することで、「誰かと会話したときに近い形で」「よりユーザーの状況に合う情報」を返せるところだと思っています。